こんにちは!
行きたい場所その5 高野山奥之院(和歌山県)!
2021年11月の5日間と2022年5月の5日間の合計10日間で
「四国八十八ヶ所」を完全巡礼結願しました。
詳細はインスタグラムのプロフィールにあります。
しかし、最後の地「高野山奥之院」へはまだ行けていません。
というのも、「四国八十八ヶ所」は空海の修行の地であり、四国(徳島・高知・愛媛・香川)です。
「高野山奥之院」は空海の祈りの地であり、高野山真言宗総本山で、和歌山県にあります。
2026年現在もここへ行けてないのは「四国八十八ヶ所」を結願したとはいえないのと同じです。
ではどんなところなのか、高野山全体の概要から見ていきます。
高野山の概要
(Gemini説明)
高野山(こうやさん)は、和歌山県伊都郡高野町にある標高約800mの盆地に広がる宗教都市です。平安時代初期の816年に弘法大師(空海)が真言密教の修行道場として開いた聖地で、ひとつの山ではなく「高野山全域が一つの寺院(総本山金剛峯寺)」とみなされています。2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録されました。
主要な見どころと基本データは以下の通りです。
樹齢数百年以上の杉木立が続く奥の院参道. ソース: 和歌山県公式観光サイト / 奥之院|スポット|和歌山県公式観光サイト
真言密教のシンボルである壇上伽藍. ソース: 和歌山県公式観光サイト / 壇上伽藍|スポット|和歌山県公式観光サイト
主要な2大聖地
- 奥の院(おくのいん): 弘法大師が今も入定(永遠の禅定)しているとされる絶対の聖地。一の橋から御廟まで約2kmの参道には、樹齢数百年を越える老杉の木立と、織田信長や豊臣秀吉など歴史上の人物を含む20万基以上の墓碑・供養塔が立ち並びます。
- 壇上伽藍(だんじょうがらん): 空海が高野山を開創した際に最初に整備した密教思想の象徴。高さ約48.5mの朱塗りの塔「根本大塔(こんぽんだいとう)」を中心に、数々の重要文化財が立ち並びます。
観光・滞在の特徴
| 項目 | 概要 |
| 宿坊体験 | 50か所以上の寺院が宿泊施設(宿坊)を運営。精進料理を味わえるほか、朝のお勤めや写経・阿字観(瞑想)の体験が可能。 |
| 名物グルメ | 精進料理、高野豆腐、胡麻豆腐、笹すし。 |
| アクセス | 南海電鉄「極楽橋駅」からケーブルカーで高野山駅へ(難波駅から約2時間)。 |
高野山奥之院というのは、今も弘法大師が禅を組んで祈りを捧げている場所。
弘法大師に食事を届けるために、日に2回お坊さんが届けています。「生身供(しょうじんぐ)」
高野山の歴史
高野山(こうやさん)の歴史は、今から1200年以上前、平安時代初期に弘法大師(空海)によって開かれて以来、皇族・貴族から庶民に至るまで幅広い信仰を集め、幾多の苦難を乗り越えて現在へ受け継がれてきました。
その主な歩みは以下の通りです。
・高野山開創と真言密教の道場樹立 816年(弘仁7年)
唐から密教を学んで帰国した空海は、修禅の場として平坦な山上の盆地である高野山を下賜するよう嵯峨天皇に請願し、許されました。密教の世界観(曼荼羅)を地上に再現すべく、壇上伽藍などの造営が開始されました。
・空海の入定(にゅうじょう) 835年(承和2年)
空海は62歳で高野山の奥の院にて入定(永遠の禅定・瞑想に入ること)しました。真言密教では、空海は現在も生きて人々を救い続けているという「入定信仰」が生まれ、高野山が絶対の聖地として確立します。
・皇族・武家による高野山信仰の広がり 平安中期〜鎌倉時代
藤原道長や白河上皇などの貴族や皇族が参詣したほか、鎌倉時代には源頼朝や北条政子らも庇護を寄せました。また、「高野聖(こうやひじり)」と呼ばれる修験者たちが全国を巡って高野山信仰を広め、庶民の間にも納骨・供養の場として親しまれるようになりました。
・織田信長の圧迫と豊臣秀吉の庇護 1581年〜1590年代
巨大な寺社勢力(寺領・僧兵)を持っていた高野山は織田信長と対立し、危機に瀕します(高野攻め)。しかし信長の死後、豊臣秀吉との間で和議が成立。秀吉は母の菩提寺(後の金剛峯寺)を建立するなど手厚く庇護しました。
・徳川家康による保護と「女人高野」 江戸時代
徳川家康が高野山を保護し、各藩の諸大名も奥の院に競って自家の墓碑や供養塔を建立しました。一方で、高野山内は厳しい「女人禁制」が敷かれていたため、女性たちは山の入口にある「女人堂(にょにんどう)」までしか参詣できませんでした。
・近代化、女人解禁、そして世界遺産へ 明治時代〜現代
1872年(明治5年)に解禁されて女人禁制が廃止され、1869年には山内の総本山が一つの寺院「金剛峯寺」として一本化されました。2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの世界遺産に登録され、国際的な聖地・観光地となりました。
高野山にはたくさんの諸大名や有名人のお墓があります。
高野山奥之院とは
高野山 奥之院 (Googleマップより)
📍 仏教寺院
高野山 奥之院は、和歌山県伊都郡高野町にある真言宗の総本山・高野山において、壇上伽藍と並ぶ最大の二大聖地のひとつです。真言密教の開祖である弘法大師(空海)が眠る入定留身(にゅうじょうりゅうしん)の霊峰・御廟(ごびょう)があり、高野山信仰の中心地として古くから信仰を集めています。
主な特徴と魅力
- 入定信仰(にゅうじょうしんこう)
- 835年に62歳で入定(永遠の禅定・瞑想)した空海は、現在もこの御廟で生き続け、人々の平和と幸福を祈り続けていると信じられています。そのため、僧侶が毎日食事を届ける「生身供(しょうじんぐ)」という儀式が今も朝と昼の2回、欠かさず行われています。
- 20万基以上の墓碑と供養塔
- 一の橋(または中の橋)から御廟へと続く約2kmの参道には、樹齢数百年の老杉の木立に囲まれるように、20万基を超える墓碑・供養塔・慰霊碑が立ち並んでいます。
- 皇族や貴族をはじめ、織田信長、豊臣秀吉、上杉謙信、武田信玄など戦国時代の敵味方の武将、江戸時代の大名、さらには近代の著名人や企業の慰霊碑まで、宗派や時代を超えて祀られています。
- 御廟橋(ごびょうばし)と聖域
- 参道の奥にある「御廟橋」から先は、弘法大師の御廟がある最神聖なエリアとなります。橋の手前で一礼して渡るしきたりがあり、橋から先は撮影・録音・飲食・喫煙が一切禁止となっています。
見どころと参拝スポット
- 一の橋・中の橋
- 奥之院への表参道の入口となる橋。ここから杉木立に包まれた幻想的な参道が始まります。
- 燈籠堂(とうろうどう)
- 御廟の手前に位置するお堂で、拝殿として機能しています。堂内には1,000年以上途絶えることなく燃え続けているとされる「消えずの火」(祈親上人灯・白河上人灯)をはじめ、数多くの奉納灯籠が飾られ、神秘的な雰囲気に包まれています。
- 姿見の井戸・汗かき地蔵
- 参道途中にあるスポット。「姿見の井戸」に自分の姿が映らなければ3年以内に命を落とすという伝説や、人々の苦難を代わりに受けて汗をかいているとされる「汗かき地蔵」など伝承が残る史跡があります。
基本情報
- 所在地: 和歌山県伊都郡高野町高野山550
- 参拝時間: 境内散策は自由(灯籠堂の受付・御朱印受与などは季節により時間設定あり)
- アクセス: 南海バス「奥の院前」または「一の橋口」バス停下車
高野山の宿坊
宿坊(しゅくぼう)とは、もともと神社や寺院に参拝する僧侶や参拝者のために作られた宿泊施設のことです。高野山には約117の寺院が存在し、そのうち50か所以上の寺院が宿坊として一般の参拝者や観光客を受け入れています。
一般的な旅館やホテルとは異なり、お寺の境内や建物の中に泊まりながら、仏教の文化や修行の一端を体感できるのが最大の魅力です。
高野山の宿坊で体験できる主なこと
- 精進料理(しょうじんりょうり)
- 肉や魚、においの強い野菜(ニンニク・ネギ等)を使わず、穀物や野菜、豆腐などを中心に作った料理です。高野山名物の「高野豆腐」や「胡麻豆腐」をはじめ、旬の食材を生かした彩り豊かな料理が味わえます。
- 朝のお勤め(お勤め・勤行)
- 早朝に本堂へ集まり、僧侶と一緒に読経をしたり、お焼香を行ったりします。静寂な空気の中で心を整える貴重な時間となります。
- 護摩祈祷(ごまきとう)
- 護摩壇(ごまだん)に薪をくべて炎を焚き、願い事を記した護摩木を投じる祈禱儀式です。臨場感のある炎と太鼓・読経の音を間近で体感できます(実施している寺院に限ります)。
- 文化体験(写経・阿字観など)
- 写経(しゃきょう): 心を落ち着かせて般若心経などを書き写す体験。
- 阿字観(あじかん): 真言密教における瞑想法。呼吸を整え、心を無にして自分を見つめ直します。
宿坊の設備と滞在スタイル
現在の高野山の宿坊は非常に設備が整っており、観光客や海外からの旅行者も快適に過ごせます。
- 客室: 伝統的な和室が中心で、美しい日本庭園を眺められる部屋も多数あります。
- 設備: 多くの宿坊でWi-Fiやエアコンが完備されており、大浴場(中には天然温泉を備える宿坊も)で長旅の疲れを癒やすことができます。
- サービス: 僧侶や寺職員の方々が親切に対応してくれます。英語対応が可能な宿坊も増えています。
代表的な宿坊の例
- 一乗院(いちじょういん): 精進料理の質の高さや格式のある庭園で非常に評価が高い宿坊。
- 恵光院(えこういん): 阿字観や奥の院ナイトツアーなど、体験プログラムが充実しており外国人に人気。
- 福智院(ふくちいん): 高野山で唯一、天然温泉の大浴場を備えている宿坊。
まとめ
高野山は和歌山県の山奥にあります。愛知から行こうと思うとかなりの距離があります。
しかし、行く価値のある場所だと思います。
僕は無宗教(特定の宗教に属さない)で、神道(神社)も仏教(寺院)もキリスト教(教会)も行きます。
世界遺産にもなったこの高野山は、是非とも行っておきたい場所になりました。

